ふと目が覚めると見えなくなってた
伸びてたしるべと落ちてた髪の毛
下から覗くと素肌の裏から 滴る雫と
涙の足跡
夢に夢を抱いたり 恋に恋をしてみた
り 心は何処へ
明日もどこかでこの風を受け 歩いて
いくだけ
それだけしか見えてない
開けたままにした隣りの席には 見た
事ない顔今日もただ嘆く
空に浮かぶ雲を見る また一つ涙こぼ
す
ここから何処へ 素肌の元へ
草木の影からふと顔を出した
小さな息吹がまた一つ摘まれていく
夢に夢を抱いたり 恋に恋をしてみた
り 心は何処へ
また目が覚めると冷たくなってた 貴
方の素肌と殻になった空
開けたままにした隣りの席には 荷物
置いただけ僕だけ残った
明日もどこかでこの風を受け 歩いて
いくだけ
それでもいいから
明日も独りでこの風を受け 歩いていくだけ
それしか出来そうにない