骨に願いを

 

 

 

さぁどこまで行こうか
次の足を出せなくなってしまった彼ら の新たな一歩を任された
さぁどこまで行こうか
先を越されたままで止まった彼らの新 しい目的を探すのさ

ふもとにたたずんだくすんでいる夢 やがては朱に染まる蒼い心

トンネルに何が待つ トンネルに何を 待つ
さよならしたこの町にもう一度はない

頭から血を流しまだ見知らぬ世界へ飛 べ
止められた時のリズム耳を澄ましても 聞こえない
もし生まれ変わっても争いが絶えない なら
この僕はいつまでも骨のままでいたい  指を指して

もう苦しむ事などないよ
涙まじりに別れを告げた明日の予定を 考えてはくれないか
空に巣を張った小さなウミツバメ や がては消えて逝く強がりな雲
この階段を使えば天国まで昇れる
このレールの行き先に惑わされるな

誰一人避けられない同じフィナーレに 向かっていく
残された砂時計ためらう事なく落ちて いく
もし生まれ変わっても憎しみが消えな いなら
この僕の骨に願いを込めて大空へまき 散らせ

野に咲く花 血を這う魚 君を見なが ら焼けついた肌
二度と戻らない 君は帰らない 訳も 何もない ひたすらに儚い

頭から血を流しまだ見知らぬ世界へ飛 べ
止められた時のリズム耳を澄ましても 聞こえない
もし生まれ変わっても争いが絶えない なら
この僕はいつまでも骨のままでいたい  指を指して

 

 

 

 

 

 

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