ドアの前で君を待ちぼうけ 隣町にも
灯りがついて
雲の切れ間から差し込むは あの日なくした宝物
闇の中で君を待ちぼうけ 隣町から灯りも消えて
心の隙間に差し込むは あの日生まれたコワレモノ
僕は独りになって漂うだけ 揺られながら想うだけ
過去がふと気になってたんだ それだけ
目を拾い集め 川にくべる
光の向こうでも君を待ちぼうけ 君とさよならしたはずなのに
髪は伸び 土は固まらず 明日が見えずまたさよなら
指の影にも映って 漂うだけ 揺られながら想うだけ
後ろだけ荷物背負ってたんだ それだけ
ほころんだ目で 何も見えず
あの日の唄を また口ずさむ
頭抱える 人は喜ぶ 何も知らずに
僕は独りになって漂うだけ 揺られながら想うだけ
過去がふと気になってたんだ それだけ
目を拾い集め 川にくべる
あの闇の中に消えたんだ それだけ
まだいますから その光りの向こうに